12.23.2010

沖縄・高江を救え! ヘリパッドをつくるな緊急アピール&デモ

(琉球新報 本日付け)

■今度の日曜26日、東京・新宿での緊急街頭アピール&デモ。

怒れる人は、参加しよう。
天皇陛下の誕生日を祝うのも、キリストの誕生日を祝うのも結構なことだが、あなた方が愛するこの国の政治権力が、一部“同胞”住民の人権とその地の自然を蹂躙していることを糾弾することが先だろう。
そうだろう?

以下詳細。

★☆★転送・転載大歓迎★☆★

沖縄・高江を救え! ヘリパッドをつくるな緊急アピール&デモ

1226日(日)14時~街頭アピール 
15時半デモ集合 16時出発
すべて新宿アルタ前広場にて
楽器・プラカードなどアピールグッズを何でも持ち寄って下さい☆

★沖縄・高江の米軍ヘリパッド建設予定地で1222日早朝、沖縄防衛局員や作業員100名以上が押し寄せ、フェンス設置を強行し、ヘリパッド工事を始めました。

★国は住民の監視活動に対して、住民を狙い撃ちにした通行妨害の禁止を求めた不当な裁判を起こしています。しかも国は今回自ら始めた裁判の進行中にもかかわらず工事を強行したのです。これが国の「沖縄に理解を求める」の意味です。彼らは基地の押し付けしか考えていません。

★こんなことは許せません。やんばるの豊かな森に米軍の戦争のためのヘリパッドはいらない。まだまだ知られていない高江の問題を、新宿のたくさんの人たちに呼びかけましょう。声を上げましょう。

呼びかけ:「ゆんたく高江」有志 http://helipad-verybad.org/
「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」(新宿ど真ん中デモ)有志 
連絡先:090‐5344‐8373(茂木)

★工事強行の映像:http://www.youtube.com/watch?v=y4ETK0zO3Tc
★問題の詳細は「やんばる東村 高江の現状」:http://takae.ti-da.net/

12.22.2010

マニュ・チャオ通信(#27)Manu Chao 講座 vol.4


■来日フィーヴァー年のタイムリーなこの講座も、もしかしてこれが最終回? 明日の晩です。

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ラジオチャンゴJP特別講座 vol.4
マニュ・チャオの歌を巡って
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20101223日(木)
OPEN1900~/START1930
カフェ・ラバンデリア
入場無料(但しワンドリンクオーダー)

マニュが住む街バルセロナと
作詞の多くを行う言語スペイン語。
この二つが彼の詩に与えている影響は、
とても大きなものだと考えられます。
そこでバルセロナとスペイン語という二つの側面から、
マニュの詩に迫ってみようと思います。
特別講座の最終回は私、ラジオチャンゴJPebitaこと
エビハラヒロコが、前半はルンバ・カタラーナを中心に
バルセロナの音楽と社会、
後半は歌詞の日本語訳と共に
その背景やエピソードを紹介します。
バルセロナでスペイン語を使って生活する中で
見えてきたことを、
映像や音楽を交えながら
お話しできればと思っています。

Speaker: ebita

前回同様、今回もインターネット中継を行います。
アドレスは当日下記のサイトでお知らせしますので、ご家庭でもお楽しみください。

More Info
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12.10.2010

マニュ・チャオ通信(#26)Mala Vida


■毎度パンク~ニュー・ウェイヴ中心に洒脱なカヴァー・センスを聴かせてきたマルク・コランとオリヴィエ・リボー率いるヌーヴェル・ヴァーグだが、先月出たばっかりのニュー・アルバムの中に、マノ・ネグラ~マヌ・チャオ・カヴァー「Mala Vida」が入ってて、ゲスト・ヴァーカリストにオリヴィア・ルイスを迎えたアルバム・ヴァージョンは彼らのサイトのここで聴ける。

で、おそらくツアー中のロワッシー空港(シャルル・ドゥ・ゴール)で、ストかなんか分かんないけど、搭乗口で4時間待たされて暇をもてあました彼らが、“おまえのせいでひどい人生だ”というサビの「Mala Vida(ひどい人生)」を歌い始め、それを録画したものが、全然アルバム・ヴァージョンとは関係ないのにプロモ・クリップみたいになってYouTubeにアップされてる。

マヌ・チャオ本人もお気に入りのようです。

GO GO!ウィキリークス!

■と、思う人は、ウィキリークス弾圧への抗議キャンペインに参加しよう(リンクは一番下)。

ホワイト・ハウスは機密文書を相次いで暴露しているウィキリークスの行為を、〈守られるべき秘密を暴露することが基本的人権の原則を踏みにじるばかりか、人命を危険にさらしている〉と非難しているが、おそらく世界中のどんなテロ組織よりも人命にとって危険なホワイト・ハウスが、よくいけしゃあしゃあと言うよな。
分かりやすいことに、こういうタイミングでウィキリークスの創設者、ジュリアン・アサンジュが強姦や性的虐待の容疑で逮捕されたと報じられたが、実際は“sex by surprise”の容疑だという話みたいで……ことの真実は知る由がないが、とにかく本人は否定しているし、陰謀だと主張している。冷静に見るべきは、この件で彼は――“まだ”、か、“確実に”、かは分からないが――犯罪者ではないことだ

“人類”にとっては秘密文書の内容こそが問題なのに、ホワイト・ハウスの言うことが正しく、婦女暴行をはたらくようなヤツがやってる告発サイトなんてロクなもんじゃない、という方向に風向きを持っていく演出をしている勢力があるのではないか? と考える方が自然なように個人的には思うが、そこは断言を避けるとしても、このウィキリークスという組織が悪、あるいは無価値などころか、“人類”にとっては相当の益を(少なくともホワイト・ハウスよりは遥かに)もたらすだろうことは、ウィキリークスが外に出した、あの衝撃的な米軍ヘリがイラク民間人を無差別に爆撃する様子のヴィデオを観ただけでも分かるはずだ。


こういうウィキリークスのような組織は日本にも絶対に必要だ。

《現代ビジネス》の、牧野洋(まきの・よう)の素晴らしい連載〈ジャーナリズムは死んだか〉の12月02日の記事は:


だった。興味のある方は読んでみて欲しい。ぼくは全面的に牧野洋の意見に賛成。

――日本の新聞が内部告発者を受け入れる場になっておらず、その報道は権力側の視点になりがち。新聞社は「情報源の秘匿」を理由に権力側の圧力を跳ね返すこともできるはずなのに、内部告発者の情報を守り通し、盾となって権力と闘う気概がない、と彼は言う。
同記事は、以下のように締められている。

【 歴史的にも、アメリカではニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの大新聞は内部告発者にとっての「駆け込み寺」に相当した。前の記事(「ウィキリークスと組んだニューヨーク・タイムズ」)でも触れたが、1970年代のペンタゴンペーパー事件やウォーターゲート事件でも、大新聞が内部告発者を守りながら「政府の悪事」を暴いたのである。
「内部告発冬の時代」が続いてきた日本。ウィキリークスが日本での活動を本格化したら、「冬の時代」から抜け出せるだろうか。カギを握るのは、取材力でも影響力でも圧倒的な大新聞がウィキリークスを受け入れるかどうか、である。
 ウィキリークスから連携を打診されたら、大新聞は難しい選択を強いられる。連携して内部告発を紙面に載せれば、権力側の怒りを買って記者クラブで出入り禁止にされかねない。そうなったら、日本的な特ダネに欠かせないリーク依存型報道で他紙に勝てなくなる。
 内部告発は、権力側が国民に隠しておきたい秘密を暴く「反権力型」である。権力側が発信したい情報を漏れなく報じる「親権力型」の記者クラブとは、本質的に相容れない。言い換えると、ウィキリークスの日本進出は、大新聞が記者クラブ的体質と決別する覚悟があるかどうかを占う試金石にもなる。】(太字にしたのはオレです)
とにかく、ホワイト・ハウスや日本政府、権力とそのポチになってる報道機関に対し、今意見する最も簡単な方法の1つが、反ウィキリークス弾圧キャンペインに署名することだ。今、これを見ているパソコンから、1分で終わります。



12.08.2010

言論人らしくないですな

■都知事ともあろう人が、かつ、文学者で言論人でもある人が、論理的な説得力のない、単なる個人の“感じ”でもってこのような重大な人権侵害発言を平気で行なえるのはどういうわけだろう?

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石原都知事:同性愛者「やっぱり足りない感じ」
石原慎太郎都知事=真野森作撮影

東京都の石原慎太郎知事は7日、同性愛者について「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」と発言した。石原知事は3日にPTA団体から性的な漫画の規制強化を陳情された際、「テレビなんかでも同性愛者の連中が出てきて平気でやるでしょ。日本は野放図になり過ぎている」と述べており、その真意を確認する記者の質問に答えた。
7日の石原知事は、過去に米・サンフランシスコを視察した際の記憶として、「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」と話した。同性愛者のテレビ出演に関しては、「それをことさら売り物にし、ショーアップして、テレビのどうのこうのにするってのは、外国じゃ例がないね」と改めて言及した。
【真野森作】 毎日新聞 2010年12月7日 23時08分

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そもそも自治体のトップにいる人間が“マイノリティー”を貶めてどうするんだ? 社会的弱者を救って全体をまとめるために仕事してるんじゃないのか? 個人的に気に入らないものは攻撃して、でも自分がその組織の頂点にいたい人間をファシストという。

それから、自分に都合のいいときだけ外国を範とするこの一貫性のない浮薄さも、筋金入りの右翼はさぞ嘆かわしく思うことだろう。

オレとしては、いち東京都民として、東京都の〈都民の声総合窓口〉から“知事への提言”をしてやった。


コメント欄に貼ったURLはこれです。

12.07.2010

良識計画

ここでもチョロっと書いたが、良品計画がイズラエルへの出店を中止したそうだ。

今月12日にも無印良品の東京・有楽町店前ほかで、〈MUJI イズラエル出店やめてアクションが実施される予定だったが、その前に自ら良識を持ち合わせていることを示したことは、褒められていいんじゃないだろうか。

ただ、止めた理由ははっきり言いたくないらしいんだけど、まあ、かわいそうな大人の事情なんだろう。


朗報です。良品計画がイスラエル出店の中止を発表しました!

ただし理由としては、「具体的調査の結果」による「経済的理由」を挙げており、やや曖昧な説明なのは残念です。

12.02.2010

新宿ど真ん中デモ 〈12.05〉


■12月05日(日)には、次回の〈新宿ど真ん中デモ〉がある。

もともと普天間基地の県内移設容認派だった仲井眞弘多は、県外移設を主張して知事選にうまいこと再選された。本人はめでたく再び県知事の椅子を手に入れ、あとは今日みたいにときおり首相に陳情に来さえすれば、そしてカメラの前では困った顔さえしていればいい。素晴らしい仕事ぶりだ。仲井眞を前にした菅直人も、おしっこ漏れそうなのにトイレの場所が分からない幼稚園児のような表情だったが、さて、こんな2人には、米軍の飛行機に沖縄の上空をさらに思う存分飛び続けてもらうための、何か奥深い考えや鳩山のような素晴らしい腹案があるのだろうか。

東京のど真ん中から声を上げ続けるこのデモの存在は、もっとみんなに知られるべきだ

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WAR is not the ANSWER! 武力があるから戦争になる≫
沖縄への基地押しつけはおしまい! 新宿ど真ん中デモ
〜「中国が攻めてくる」なんてありえないよ〜
125(日)13時:トーク&アピール 14時:デモ出発 ともに新宿東口アルタ前広場にて
デモをお手伝いしてくれる方を募集します、12時半にアルタ前に集合して下さい。
(呼びかけ)
中国が攻めてくる? 沖縄は「防衛の最前線」?デマ言ってんじゃないよぉ〜!

無人島の近くで船がぶつかった。それだけで日本中が大騒ぎ。「領土を守れ」と叫びながら軍隊を増強して国境に配置する。歴史上なんども繰り返された戦争への道だ。危機をあおり緊張を高めているのは、日本のほうじゃないか!

そもそも基地を押しつけられる沖縄住民の生活はどうなる?米軍基地周辺で一日じゅう鳴り響く銃声や戦闘機の爆音。「防衛」ではなく侵略のための殺人訓練。県外移設の約束を裏切り、県知事選挙後の「辺野古」移設具体化をねらっている日本政府。圧力をかけ続けるアメリカ政府。こうしたすべてにたいする沖縄住民の怒りは少しも変わっていない。

沖縄差別としての米軍基地押し付けも、日本の侵略主義のなごりである「尖閣」問題も、すべて「本土」にくらす私たちが変えていくべきことだ。
1123日に発生した朝鮮と韓国の砲撃事件でも、「挑発した」とか「された」とか、武器を持ってにらみ合っていれば偶発的に戦闘が起きるのはあたりまえ。そして、また事件海域で米軍の原子力空母がしゃしゃり出て演習を行うという。「世界警察」もたいがいにせーよ。沖縄の基地をこの事件で正当化するなよ。武力があるから戦争になるんだ。

いまの日本の戦争ムードは絶対おかしい! むずかしく考える必要はない、まずはそれを訴えよう。友達を誘い、道具を持ち寄り、音楽を鳴らして、新宿を埋めつくそう。脅威論に踊らされるな、平和を作りだそう。「新宿ど真ん中デモ」へ!
主催:沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会
連絡先:no.base.okinawa@gmail.com  09053448373(茂木)
出発前トーク:『中国が攻めてくる?沖縄は「防衛の最前線」?デマ言ってんじゃないよぉ〜!』解説/1128日沖縄県知事選挙の現地レポート/「ヤバスタ音頭」/コール練習&デモ道具について
新宿繁華街を縦断!のデモコース:アルタ前〜紀伊国屋書店前〜明治通り〜アルタ前〜西口大ガード下〜西口商店街〜西口大ガード下〜靖国通り〜アルタ前